(感想)I’m FLASH

アマゾンプライムで観ました。

以下、ネタバレありで感想だったり、つたない脚本家見習い的メモをお届けします。

(1)テーマは宗教?

とある主教のイケメン教祖の話し。死生観だったり、神を信じるかどうかだったり。
しかし、以外にも神を信じている登場人物はほとんど出てこない。
教祖たち宗教団体の人間たちも商売道具ぐらいの認識で信じていない。
いっぽうボディーガードとして雇われた松田龍平もまったく信じていない。
対立がない中での対立という構造が面白いのかもしれない。
(主要人物から少し離れたところにいるキャラクターが数人、神を信じる。その様子が少し滑稽で面白くもある)

(2)感想

うーん、といった感じ。特段の裏切りも、予想外の答えの提示もない。
藤原竜也演じるイケメン教祖はどうなるのかといった映画中の問についても
ひっぱるけど大した展開があるわけではない。ただ、松田龍平がかっこよかった。
無駄(と僕が感じるシーン)もけっこうあったような。(シュノーケリングのシーン、繰り返しはいらないでしょ、とか。意味あったのかな、どうかな)

(3)構造の分析

三幕構成を勉強してるのでどんな感じか当てはめてみましょう。

1幕『設定』(関心をつかむ)
オープニングのつかみ:教祖の車事故。一緒に乗ってた女性は意識不明。
主人公の紹介:イケメン教祖。自由奔放な暮らし。宗教に興味がない。女にだらしない。
きっかけになる出来事:ボディーガードが集められる。守ることに。
中心的な問:教祖はどうなるのか?事故の日に何があったのか?

プロットポイント1

イケメン教祖は宗教団体を解散すると告げる。

2幕『対立』(緊迫感と期待感)
障害物と混乱:自由奔放な教祖、守る価値があるのか悩むボディーガード、教祖は家族に命を狙われる。
中間点:教祖は母親に解散を告げ、決別する。教祖自体が命を狙われることを受け入れる。
深まる混乱と逆転:事故の時の回想。殺されたわけではなかった。

プロットポイント2

教祖が自ら攻撃にでる。(自分の命を狙いはじめたボディーガードを銃殺していく)

3幕『解決』
主人公の立ち直りと成長:過去の回想、教祖は自分の命を狙った女の子と共鳴していた
最後の戦い:松田龍平に教祖こと藤原竜也は最終的に殺される。
効果的な幕引き:
・意識不明だった事故の女の子が目をさます。
・松田龍平は大金を手に入れ、仲間の変化(神を信じ始める)を見ながら帰っていく。
エンディングパターンとしては❸ほろ苦い かな。

※プロットポイントは、主人公に行動を起こさせ、ストーリーを異なる方向へ転換させる出来事である
※エンディングパターン❶ハッピーエンド❷サッドエンド❸ほろ苦い❹ひねり❺未決定(視聴者にゆだねる)