(感想)大停電の夜に


大停電の夜の、それぞれの痛みや過去をもった人達のオムニバス。
絶妙に絡み合う登場人物たち。キャンドルの明かりがとても優しくて、救いがあるラスト、良い作品でした。

僕は色々なことを想いだした作品でした。

忘れられない人がいますか?電気も消え、ふと思い出が明るくなる瞬間に思い出すような人。
僕は予備校生時代に仲が良かった女の子のことを思い出します。別に恋愛していたとかそうじゃなくて。

その子はたぶん、僕が人生で初めて、何でも話せるって思った人で、(たぶん)向こうもそれなりに僕とは話しやすかったと感じてたと思う。不思議と恋愛的な感じにはならなかったけど、予備校の1階の自販機の前のベンチとかで永遠と話してたこと思い出した(勉強しなさいって感じか)。二人とも無事に大学合格して、しばらくは電話もしてたんだけど、お互いの環境が変わっていって、連絡とる頻度が少なくなった。僕も電話番号を変えたり、いろいろでもう連絡先もわからない。
あの1年はすごく大切な時間だった。いつか、また、会って、たわいもない話しをしたいなって、できれば、電気を消して、キャンドルに火をともして、ゆっくりと、まるで大停電の夜のように。

感想でもなんでもないですね笑