今日は【フィードバック】をするときに使えるフレームワークの1つである「FEEDモデル」を紹介します。より効果的なフィードバックをするためにもぜひ覚えてみてください。
FEEDモデルとは
FEEDモデルとはフィードバックのポイント4つの頭文字をとったものです。
以下で1つずつ見ていきましょう。
F:Fact(事実)
誰かにフィードバックをするときは【事実】が土台になっている必要があります(そうではないとフェアではないし、伝わらない)
フィードバックのはじめは事実の確認、相互認識のずれをなくするところから始まります。
例:
(Fact)A君は今回、アプリ開発の画面を担当してくれたよね?
E:Example(例示)
事実を伝えたあとに、なぜの事実を伝えのかについて例示をもって説明します。
例:
(Fact)A君は今回、アプリ開発の画面を担当してくれたよね?
(Example)画面の開発なんだけど色々試してくれてたけど、ABテストとかはよかったよね
E:Effect(効果)
その行動がどのような効果(影響)をもたらしたのか話す。
例:
(Fact)A君は今回、アプリ開発の画面を担当してくれたよね?
(Example)画面の開発なんだけど色々試してくれてたけど、ABテストとかはよかったよね。
(Effect)あのABテストのおかげで、画面デザインの説得力が高まったよね
D:Different(代替案)
最後にフィードバックとして代替案やさらにプラスになる案を提示してフィードバックを終わりにします。
例:
(Fact)A君は今回、アプリ開発の画面を担当してくれたよね?
(Example)画面の開発なんだけど色々試してくれてたけど、ABテストとかはよかったよね。
(Effect)あのABテストのおかげで、画面デザインの説得力が高まったよね
(Different)次はさらに、テスト自動化もとりいれるといいよね。
まとめ
フィードバックのFEEDモデル
F:Fact(事実)
E:Example(例示)
E:Effect(効果)
D:Different(代替案)
推薦図書
いいフィードバックはいいリーダーの条件の1つ。